【再築】をご存知ですか?
「持続可能な循環型建築」のことです。
「古民家」とは新耐震基準1981年以前に建築され、築50年以上経過した木造住宅を指します。ここでは「伝統構法」のみならず「在来工法」の木造住宅も「古民家」になります。
日本には100万棟余の古民家が日本各地に存在します。
現在、伝統構法で建築された古民家を存続させる為の基準は無く、多くの古民家が在来工法の為に制定された、建築基準法の基準に合わせる為に在来工法へ改修されるか、もしくは残念ながら解体されています。
国土交通省の考える中古住宅を流通させる品質基準では、1981年以降の新耐震基準を満たさなければ、中古住宅瑕疵担保保険や地震保険などを掛けれず、伝統構法で建てられた古民家の流通のひとつの阻害要因となっています。
【古民家を解体して新築する時代】から【古民家を再築してより長期間住み続けることの出来る時代】へ
持続可能な循環型建築の推進の為には「古民家に於いて消費者に安全と安心を提供する」ことは必要不可欠であり、古民家鑑定士資格者がおこなう「古民家鑑定」に於いて「家暦書」「予防保全計画書」を提供すると共に、耐震を中心とする統一した安心基準を構築していく事が重要です。
再築・移築 -古民家再生- の施工例をご紹介します!