2022年5月2日ブログ大森大工 通し柱「近江古民家」から取出した通し柱(桁行ろ又はり通り、10番、14番によく使われる)について少しお話しします。 良く見て下さい「造り出し」とは違うのが分かりますか? 原木(欅)の生えたままを利用しています。 山師(山で大き […]
2022年2月2日ブログ大森大工 古民家の再築工事今回は古民家の再築工事です。 古民家の形をそのまま残しつつ、店舗から住宅に再築しました。 施主さまのご希望を聞きながら、伝統再築士が古材・古家具等を生かして設計し、 こだわりの職人さん達が、知恵と腕を絞って頂きついに完成 […]
2021年11月9日ブログ大森大工 近江古民家 移築再生事業 途中経過近江古民家 移築再生事業の途中経過をお伝えします。 手バラシ解体から新設計に合った「刻み加工」についてですが、全体ではほぼ終了しました。 100年近く経過した構造材の古材は、ねじれ、しゃく身、そりなど、狂っているのが当た […]
2021年9月15日ブログ大森大工 「近江古民家」移築再生事業3年前から計画していた、米原市から長浜市へ移築再生事業です。 近江古民家が空き家になったため、長浜市へ持っていき(移築)、 1Fは飲食店に、2Fは飲食店オーナー様の住居に再築します。 今回は手バラシ解体を少し紹介しますね […]
2021年8月25日ブログ大森大工 古材今回は改めて、「古材」の良さを実感したお話しです。 古民家から取り出した床板と、玄関腰板によく使う工法の鎧張りです。 古民家で見ていると何でもない汚い板にしか見えませんが、 水で良く洗うと素晴らしい趣きのある板に生まれ変 […]
2021年1月20日ブログ大森大工 「近江古民家」移築事業「近江古民家」移築事業の刻み仕事のお話しです。 地松古材を刻み中ですが、何が何だか分からんがね! 教える村田大工さんも違った視点で勉強になるそうだ。 古材はかならずねじれています。 バラしてからそのまま組む事は、ほぼ不可 […]
2021年1月6日ブログ大森大工 仕事始め皆さま、明けましておめでとうございます。 本日から仕事始めで工場で初打合せ。 工場が「近江古民家」古材で満載ですね。 煤とほこりで真っ黒だった材が、スッピンの良い顔色しています。 春のお嫁入りを目指し、要らない脂肪を取除 […]
2020年12月1日ブログ大森大工 手バラシ解体移築案件の手バラシ解体工事が、無事終わりました。 ここまで来るのに、職人さんの手間と経験が沢山いった事、 また、煤と荒壁などからでるホコリとの戦いでした。 解体が終わったら運搬、いらぬ金物類を取り除き、次に洗いです。 新 […]
2020年11月9日ブログ大森大工 古材古材と言っても様々な物があると思います。 元々が良質の材料や断面の大きな材料などが目立ちますが、私はそうは思っていません。 大工が手間をかけ、知恵を絞り作り出した個々の材料に、長年その家の家族と共に暮らしてきた、 すべて […]
2020年11月4日ブログ大森大工 移築今回は伝統工法(丸太組み)の基本中の基本?マシンカットでは出来ない加工。 一階床をこし、二階床を二階こし、屋根は峠(とうげ)(地域によって言い方が違います)と それぞれ基準がある。 二階の管柱ですが、桁下場が曲がっていま […]
2019年11月6日ブログ大森大工 地鎮祭仏式で地鎮祭を執り行いました。お隣のお寺さんに来て頂き、天気も良く秋晴れの中、とどこうりなく終わりました。 以前の住宅は腐朽もひどく、構造材も白蟻被害の巣となっていました。残念ですが解体しか手は無かった。 しかし、古ガラ […]
2019年10月10日ブログ大森大工 伝統資材活用術今回は、古民家2件分の古材を使って門を建てました。 解体やむなしの古民家からまだまだ使える資材を見極め、古民家2件分の伝統資材をチョイス。 これもまた、伝統資材活用術です。 そうそう忘れてはならん!大工育成。かけやの使い […]