2018年7月1日ブログ大森大工 鳶工事母家に引き続き、書院も母家と床高を合わせます。 第二期工事の始まりです。 今回の特徴は、基礎はそのままで家自体を持上げます。 基礎を気にしなくても良いので、ばん木やジャッキの位置など、気を使わなくてすむので大分楽ですね。 […]
2018年6月26日ブログ大森大工 板金工事今回は板金工事についてです。どの職人も直線を出すのに苦労します。 かといって直線で結んだ立体は、味(色気)がない! 伝統工法は両方持ち合わせていなければいけないと私は思います。 写真は直線が良く出ている例です。 ところで […]
2018年5月29日ブログ大森大工 鉄骨と再築先日、古民家を解体中に鉄骨と遭遇しました。 通し柱は桧、ササラは米松で梁がCチャン合掌作りです。荒壁を残しきっちり仕事が出来ています。 この時代には理にかなった工法だったんですね。
2018年5月25日ブログ大森大工 玄関鴨居今回は庇桁より少し引いて入っています。なかなか面白い設計だと私は思います。 昔から玄関を控えると幸せが舞い込んでくる!と言われています。 この設計もわざわざそうした考えだったかもしれません。 こうりょうや腕木の細工も凝っ […]
2018年5月13日ブログ大森大工 竹生優庵(下八木町古民家)再築中に分かった事ですが、広縁の柱下の切り石が折れていました。 良く見ると地盤沈下でした。古民家ではよく見かけます。 早速、つめ付きジャッキでジャッキアップ!文明の力ですな~。
2018年5月11日ブログ大森大工 職人さんの道具です。大工道具もここまで揃えるとすごいな~!しかも特注の一品ものですよ。 この数のカンナは日本ひろしとも、早々はないでしょう! ベテラン!熟練!匠!どの言葉も彼のためにある様なもの。 この大工さんは何時も楽しい、面白いと言って […]
2018年2月24日ブログ大森大工 軒の出が腐っています。軒の出が腐っています。腐朽している部位を取り除き、再築工事の始まりです。 何でもない工事に見えますが、瓦割りや雨じまい茅葺きとの取り合いなど、 経験者にしか分からない工事の一つ。 約半日で完成です!
2018年2月16日ブログ大森大工 長浜古民家の屋根を修復しています。天候も落ち着き、雪もほぼ解けてました。高圧洗浄機で長年の錆を落とし磨き上げる工程です。茅葺き屋根を維持していく大変さを、苦肉の策で考えられたのが、波板で覆いかぶせる工法でした。経済性や工期を鑑みるとこれも先人の知恵だと私 […]
2017年12月6日ブログ大森大工 追っかけ大栓継ぎ先日うちのベテラン大工さんが、親方見てくれへんかと?追っかけ大栓継ぎを見せてくれました。 良く見ると新材と古材を接ぎ合わせた物。こいつは面白いですね~ 早速、灰部屋再築に使えます。仕上がりが楽しみです。
2017年11月26日ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)大森大工 荒壁土と屋根土の違いひき続き荒壁土と屋根土の違いです。見た目色が違いますが、色は元土の出所で違ってきますから、色では区別するのは間違いですね。すさか砂の割合と水分量です。屋根土と荒壁土では粘りも全く違います。 それから二階に干し柿(滋賀では […]
2017年11月25日ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)大森大工 屋根の棟積み工事です。慎重に一枚一枚、のし瓦を積み重ねて行きます。ここで大事な事に気が付きました。荒壁土と屋根土は全く別物!ザックリ話せば荒壁土はすさが多く、屋根土は砂が多く含まれる。どちらにせよ伝統工法では土は大事な下地材。先人の知恵の凄さ […]