2021年12月1日ブログ大森大工 近江古民家 移築再生事業 上棟近江古民家 移築再生事業、いよいよ上棟です。 このままでは取壊しの運命にあった古民家が、生まれ変わる瞬間です。 田の字型の和室は店舗になり、オーナーさんは店舗兼住宅として住まわれます。 ミニマルが流行っている昨今、大きな […]
2020年12月1日ブログ大森大工 手バラシ解体移築案件の手バラシ解体工事が、無事終わりました。 ここまで来るのに、職人さんの手間と経験が沢山いった事、 また、煤と荒壁などからでるホコリとの戦いでした。 解体が終わったら運搬、いらぬ金物類を取り除き、次に洗いです。 新 […]
2020年11月9日ブログ大森大工 古材古材と言っても様々な物があると思います。 元々が良質の材料や断面の大きな材料などが目立ちますが、私はそうは思っていません。 大工が手間をかけ、知恵を絞り作り出した個々の材料に、長年その家の家族と共に暮らしてきた、 すべて […]
2020年10月20日ブログ大森大工 職人の仕事今回は左官、石屋、大工、板金、各職人の「匠の技」を分かりやすく説明します。 とは言っても文字では書ききれないので、写真を見てください。 竹小舞(壁下地)は地元に沢山ある竹を適度に割って、縦横に縄(乾燥した稲)で編んでいき […]
2020年10月6日ブログ大森大工 袖うだつ古民家には付き物の「袖(そで)うだつ」と「かなこ」の完成です。 うだつの形も地域によって様々ですが、滋賀県湖北地方はこの形が主流となっています。 かなこも同じ事が言えると思います。 しかし白漆喰と黒帯とがマッチしていいで […]
2020年8月24日ブログ大森大工 屋根葺き替え工事 完了大守神社様の屋根葺き替え工事が完了しました。 暑い夏の作業で、皆さま大変ご苦労様でした。 計画通りの見栄えはお見事です。 氏子の皆様にはご大儀をかけ、感謝しか有りません。 これで、氏神さまも安心して我々を見守って頂ける事 […]
2020年6月5日ブログ大森大工 いよいよ屋根下地が完成です。「檜皮葺(ひわだぶき)とは、屋根葺手法の一つで檜(ひのき)の樹皮を用いて施工する。 日本古来の歴史的な手法であるが、日本国外には類を見ない」そうです。 文化財を含む、古い建物の屋根で檜皮葺を見ることができます。 幸い檜皮 […]
2020年5月28日ブログ大森大工 蔵の再築工事蔵の再築工事が完成しました。 漆喰も手間かかりますが、仕上がると落ち着きがあります。 日本古来の建築物が又一棟残りました(感謝!) 古民家、蔵、書院、門(高塀)は何年たっても再築、移築が出来る事を忘れないでください。 & […]
2020年3月13日ブログ大森大工 屋根の葺き替え工事屋根の葺き替え工事と言うよりは、大屋根棟と庇のし瓦の積替えです。 なかなか複雑な屋根形状で、何故こうなったのかは分かりませんが雨取りは良くないな~。 おそらく増築されたのだと思いますが、致命傷にあと一歩のところでした。 […]
2019年10月21日ブログ大森大工 YouTube制作者ご自身がDIYし、古民家を再生したという経験や古民家を手に入れるにあたって苦労した背景から誕生した「クロニカ」。 語っております。ぜひ、ご覧ください。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 直した古民家は何年もつのか古民 […]
2019年10月7日ブログ大森大工 金突き堂金突き堂の力貫き交換です。 江戸時代に建てられたそうですが、腐朽が進んで近年の台風などに耐えられません。 今回は、「雇いほぞ」工法で対処しました。 ものはついでにもう一手間かけて、力貫きの栓を打ち直しました。 これでまた […]
2019年10月4日ブログ大森大工 古材古材欅の不要な所を埋めています。中々忍耐力が必要ですね。 毎回話している様に欅材は堅い!しかし、堅いほど埋め木はやり易いのも現状です。 まるで機械で仕上げた柱のように上がりました。 どこを何か所埋めたか分かりますか? & […]