贈与型賃貸住宅とは
「贈与型賃貸住宅」とは新しく作られた言葉で、仕組みです。(国や地方自治体の補助金制度ではありません。)
当初は賃貸住宅として住み続け、10年後に賃貸のまま住み続けるか、贈与(土地建物を無償)で譲り受けるかの選択が自由にできるという仕組みです。
なぜ10年か・・・それは子育て世代の大学進学時期を想定した年数。
子育て世代において大学進学時が最も教育資金の負担が大きくなる時期であり、その時期に家を贈与で譲り受けることで家賃の支払いがなくなり、家計への負担が軽減します。
しかし、これは子育て世代だけが対象ではありません。
自分の家が持ちたくても、収入や就労状況により融資が上手く利用できない方や、若い世代の方で、将来自分の家が欲しいと思っている方にも活用できる仕組みです。
贈与型賃貸住宅のメリット
- 空き家対策
全国的に空き家が増えてきています。空き家をリノベーションし、更に数十年、住めるお家にして新たな住人を迎え、空き家を1軒でも多く減らしていくことができます。
- 子育て支援
贈与型賃貸住宅は10年間賃貸物件として住んだ後、土地・建物を贈与する(差し上げる)という仕組みです。
子育て世代の10年後、お子様方は高校・大学への進学時期であること想定し、その時期に家賃の支払いがなくなり、少しでも子育てにお役立ちできれば幸いです。
- マイホーム支援
賃貸として10年間住めば、その後はご自身のお家になります。 資金面での不安等でご自身のお家を断念された方の選択肢になれればと考えます。
- 環境対策
リノベーションの特徴は「古いものと新しものの組み合わせ」です。古いからと言って、壊すのではなく、まだまだ使用できるものは残していくことで、解体されるもの(ゴミとなってしまうもの)を減らしていくことができます。
この取り組みにより、実家が持ち家の子供たちが増え、地元の人や地元以外の人が好きになり、将来、子供たちが自然と古い家やモノを大切にする社会が構築されることが望ましいと考えます。